かつて巻堀村馬場の熊野山万宝院に伝わっていた山伏神楽。その万宝院が北海道へ移る折、神楽道具を松内村の人々に譲渡しました。その際、山後集落の大工職人である藤吉氏が神楽を伝授し、山後集落や松内村の有志に踊らせたのが始まりとされています。

松内神楽が披露されるイベントで最も有名なものは、毎年9月の第3土曜日に森崎稲荷神社の例祭です。かつては好摩稲荷踊りや子どもたちの奉納相撲も奉納されて賑わったお祭りですが、2013年の台風18号で壊滅的な打撃を受け、徐々に復興してきているお祭りです。