大捻綱(だいもじ)引きは、古い伝統がある盆綱引きの伝統行事。国選択無形民俗文化財に指定されています。
たくさんの稲わらをねじり合わせて、長さ50メートル、太さ50cmの大縄を地域住民の手で作ります。それを大勢で引き合う、勇壮なお盆の伝統行事です。

戦国時代、地元の那須氏と結城氏(福島の白川城主)の戦で、劣勢の結城勢が太い縄で崖を降りて逃げようとするのを、那須勢が綱を引いて争ったのが由来とされています。
当日は模擬店の出店や花火なども行われ、賑やかなお祭りとなります。
材料の稲わらの不足などから、一時期は中断していましたが、2017年に22年ぶりに復活しました。