樅山町の鎮守、生子神社の例祭は1月と9月にあり、9月の例祭では「泣き相撲」が行われます。
「日の出祭り」は1月の例祭で、かつては早朝、日の出を待って行われたのでこの名がついたといわれています。
当日は氏子一同が神社に参集し、「神事(献饌祭)」を行った後、「弓取り式」の行事が行われます。

「弓取り式」は、魔除けや豊作を祈願する破魔矢の神事で、大蛇の目に見立てた金銀の紙を貼った的を作り、7歳の男子がこれを射て、5歳の男子が矢を引き抜くもので、古代の太陽信仰にも起源があるといわれています。