小川鹿踊は、明治15年頃に甲子神社(洞泉神社)の祭典の際、小川集落には特別な芸能がないため下回り役ばかりさせられていることを苦慮し、現在の森之下集落に伝わっていた鹿踊を習得するために、三名の若者を派遣したことに起源を持ちます。

現在では、釜石市の無形民俗文化財に指定される郷土芸能として大切に継承されています。

この神楽を観ることができるお祭りで有名なものは、毎年10月に行われる釜石の風物詩「釜石まつり」や新日鉄住金の山神社宵祭などがあります。