鎌崎半島の突端に立つ高さ48.5mの白亜の釜石大観音は、様々な理由で亡くなった方々の霊魂に光明を与え菩提に導くこと、また現世に生きる人々を苦悩から救済することを主眼とし、幽明両界の平和を祈念しています。

今年も釜石市大平町の現地で営まれました。
炎がた方々を弔い、参拝客は復興と安寧を祈ります。

大観音の足元では、僧侶が護摩札をくべ、祖先や犠牲者を悼む「供養の炎」と心願成就の「祈願の炎」を焚きます。