与那原の大綱曳きの起源は、1500年代の尚永王時代までさかのぼるといわれ、現在まで440年前、無病息災・子孫繁栄の願いを込めてはじまりました。もともと旧暦6月26日に町内の拝所でおこなわれていました。

東西に分かれた雌雄2本の大綱がカナチ棒で結ばれると、「サーサーサー」の掛け声と共に人々が一気に引き合います。金鼓隊による太鼓や鐘が打ち鳴らされ、旗頭が大空に舞い、「メーモーイ(前舞)が雰囲気を盛り上げます。大綱曳きのほか、まつり会場ではコンサートや花火などがおこなわれます。