大蛇つなひきは真岡市の文化財に指定されている伝統行事で、南中里地区で行われます。ワラと芝草を編んで長さ20m、太さ20㎝の大綱を蛇に見立てて作ります。この大綱を子どもたちや若者が持って、五穀豊穣と疫病退散を願って地区内の道路や水田の中を引いて回ります。

引き回し後には、大綱を二つに切断し、蛇がとぐろを巻いたように積み上げます。この大綱が大蛇のように見えることから「大蛇つなひき」と呼ばれています。