沖縄県内各地で旧暦5月4日に海神祭のハリー競漕が行われます。特に沖縄本島では、自然浜で行われるハーリーが少なくなってきましたが、糸満市の名城(なしろ/なーぐしく)では昔ながらの美しい自然浜が残る北名城ビーチで行われます。なんと400~500年も続いていると言われています。

ハーリーとは爬竜船競漕のことで、海の安全や豊漁を祈願する行事です。コースの長さは830メートル、沖にある旗を目印に折り返し、浜に到着して砂浜を駆け上がり、竹竿に括り付けた酒瓶を取ったチームが勝利するという独特のルールがあります。