鹿沼市にある常楽寺は建久元年(1190年)に没した、名医中野智元(録事法眼)を祀ったお寺です。

中野智元は、娘の病気の原因を究明するため、日本で初めて解剖を行ったといわれています。その後、後鳥羽上皇の病気を治癒させた功により、録事法眼の名を受け賜りました。
こうして名医として有名となった智元のところへ、雷神様も訪れ、お灸をすえて病気を治したことから、雷除けのお寺としても知られています。

地元では、録事様と呼ばれ親しまれており、彼岸花が見事な景観となるお寺として有名です。
参道の両脇に、彼岸花が群生していて、9月中旬~下旬頃には、参道が真っ赤に染まります。また真っ赤な花の中に白いソバの花も見ることが出来ます。