山屋田植踊は、岩手県紫波町山屋地域に伝承される芸能で、小正月を中心に行われる予祝行事です。奥州藤原氏が活躍していた時代から続いていると言われ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

踊りは米作りや農作業を模する所作で構成されており、すべての稲作行程を演じると4時間にも及ぶ大作です。

小正月の時期の踊り初めのほか、毎年5月に開催される山屋ミズバショウまつり、中東北田植踊り大会などでも披露されます。