長崎県の新上五島町では毎年7月の第4日曜日に海童神社を始めとする10か所の神社で「十七日祭り」が開催されます。

十七日祭りは旧暦の7月17日が開催日だったことに由来しています。また、十七日祭りは昔3年連続で水難事故で人が亡くなったため石の祠を建てて「にわか芝居」などの奉納により水難防止の祈願をしたことが始まりといわれています。

当日は新上五島町有川地区の人たちが山車を引きながら町内を練り歩きます。また、「落ち」がある寸劇や踊りを披露するのが恒例の催し物となっています。
地域が一丸となり行う十七日祭りは活気があふれる見どころ満載の祭りです。