石上神社は文知年中(1185年から1189年)阿曽広綱が閉伊郡入部の際に勧請したと伝えられ、南部の代になっても領主の信奉が篤く、老臣新田氏をして例祭を励行させ、神刀(銘宝寿)一振を奉納し、今も存在します。

南部藩政の頃は石神神社と書かれてあり、石神の信仰に基因すともいわれています。

旧綾織村の村社として広く信仰を集めており、毎年8月の第1日曜日に例祭が行われています。神社まで行列が行われ、神事が行われます。地元の伝統芸能である綾織しし踊りの奉納もされます。