旧暦1月15日の近くに、宮城県加美町の切込地区という限られたエリアのみで開催されている奇祭です。

約200年続く、県の無形民俗文化財にも指定されている小正月行事です。

地元の若者と厄歳の男たちが、白いさらし姿にわらを束ねたワラボッチをかぶり腰に注連縄を着け「宿」に集まり火伏せと厄年払いを祈願します。

「へそび」と呼ばれる釜底のすすを顔に塗った男衆は、へそびを手につけ各家へ上がり込み、家人の顔にへそびをつけてまわります。