福興市は、2011年3月の震災によって壊滅的な被害を受けた南三陸町で、わずか1ヶ月半で立ち上げられた復興の象徴ともいえる催しです。単なる復興ではなく、市から福を興す、という願いを込められてはじまり、毎月ほぼ最終日曜日に仮説の市場で開催され続けています。

南三陸町は鮭の帰ってくる町で、旬の季節になると行われるのが「志津川湾鮭いくらまつり福興市」です。

お祭り当日には、鮭の一本売り、捌き方講座、いくらの醤油漬け講座や鮭メニュー販売など市場ならではのイベントのほか、ステージイベントも開催されます。

世界中からの支援と、南三陸町民の底力が繋いだ福興市は、旬の食材を楽しみ復興に立ち向かう人々の元気を感じられるイベントです。