福岡県糸島市の志摩桜井に鎮座している櫻井神社で、毎年1月10日の初春祭で古く江戸時代から行われている厄除け行事です。

厄男が自らの厄に見立てた鏡餅を投げ込み、この餅を締込姿の若者衆が競って押し合い取り合うことにより餅が小さく割れ、厄を分散し福を招くというものです。

当日は、厄年の人たちによる参拝者への酒の振る舞いや福引も行われます。

餅を持って帰った人には福が来ると言われており、毎年多くの参拝者で賑わいます。