毎年11月30日から12月1日夜通し、児原稲荷神社大祭が行われます。

この神社は、西都市から車で2時間ほど行った山あいにある、西米良村という所にあります。

719年、児原神社は建立されました。

それから何百年も経って伊東祐持が鎌倉より下り、この土地を支配した際伊東家の守護神として祀りました。

しかし伊藤祐持は、島津と闘って大分に落ち延びました。

その時戦火に襲われたこの神社から、神霊を守り壺に入れて現在の神社である、児原稲荷神社に守護神を託したと伝えらえています。

神社の大祭では、地元に伝わる越野尾神楽の舞が奉納されます。

この大祭に、この地の道祖神といわれる栗三郎が登場します。

そして他の地区の神楽と交流して、それぞれの神を祀る儀式が行われます。