毎年11月初めに、山之口弥五郎どん祭りが行われます。

720年前、薩摩地方の人たちが、大和朝廷に対して異議を唱え反乱を起こしました。

この事態に大和朝廷は、ほうじょうえという儀式を行いました。

このことをきっかけに、弥五郎どん祭りとして今に伝えられています。

この祭りは体長4mにもなる弥五郎どんを竹かごであみ、白い布を着せて神社まで御神幸行列となります。

弥五郎どんの袖に触ると、一年中元気で過ごせるという言い伝えがあります。

その後神社から弥五郎どんの館に到着すると、浦安の舞や的野正八幡宮神楽の奉納が行われます。

地域の広場では、弥五郎どん力餅が振る舞われたり、地元の新鮮野菜の販売も行われます。