八朔の千燈明とは、始まりは100年以上前にさかのぼり江戸時代後期に流行り病が発生した際、五条の人々が太宰府天満宮に祈願すると病人が出なくなったといういわれから以降、八朔の夜に太宰府天満宮へお礼参りを行い燈明を奉納するようになった、という事です。

戦中戦後の一時期、この行事は一度途絶えてしまいましたが昭和38年に当時の区長の発案で復活し、現在担い手は地元に青年団の若者たちとなり、五条区の行事として半世紀近く続いています。