福岡の豊前(ぶぜん)神楽は、国の重要無形民俗文化財。現在は6つの神楽講(保存会)で大切に伝承され、各地の神社などで奉納されています。
神楽本来の優美な舞だけでなく、出雲神話をベースとして大蛇退治や岩戸開きなど、華やかで楽しい演目もあります。特に湯立て神楽は、高さ10mの柱に鬼が登る大迫力の演目です。

千束八幡神社では、10月17日に豊前神楽が奉納されます。奉納するのは大村神楽講で、湯立て神楽も行われます。大村神楽は、大富神社の社家によって伝授されたのが始まりとされています。