福岡県の豊前神楽(ぶぜんかぐら)は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。6つの神楽講(保存会)で大切に伝承されています。そのうちの1つ、黒土(くろつち)神楽は、久路土石清水八幡神社の初代宮司を起源とし、代々奉納されてきました。現在は里神楽として、各地の神社で奉納されています。

石清水八幡神社では、元旦と10月の第三土曜日に奉納されています。
出雲神話を題材にした神楽を中心としていて、五穀豊穣や家内安全、悪疫退散を祈願して奉納されます。