築上町正光寺で、安置されている「文殊菩薩」像の年に一度のご開帳日に行われるお祭りが「知恵の文殊大祭」です。毎年2月25日、26日の2日にかけて、地元住民などによる武者行列が参道を行進します。

普段は拝観できない本尊である文殊菩薩は、檜の寄木造りで、雄々しく力強い姿の獅子に座し、右手に智剣、左手に経巻をいただいており、観るものを圧倒します。

お祭りの日には知恵餅の販売や、地元特産品の出店などもあり、知恵を司るといわれる文殊菩薩にあやかろうと、多くの人々が訪れます。