川崎の歴史を伝える伝統行事、稲毛神社で開催される川崎山王祭を紹介します。

稲毛神社は景行天皇との縁を伝える川崎の古社です。江戸時代までは「河崎山王社」と呼ばれ、東海道川崎宿の鎮守でした。 
「川崎山王祭」は「孔雀」「玉」と呼ばれる男女2基の神輿の渡御を中心に行われ、神の結婚、懐妊、御子神の誕生というストーリーが隠されています。変貌の激しい川崎のまちには、歴史を伝える遺産はほとんどありませんが、「川崎山王祭」は中世の遺風をたしかに伝える伝統的な行事です。

「川崎山王祭」の中で、川崎の歴史を見いだすことができます。