八朔祭は、江戸時代中期から五穀豊穣を願うお祭りとして受け継がれてきました。このお祭りの起源は、商家の人々が農家の人をねぎらい、おもてなしをしたことだと伝わっています。

お祭りでは、目玉である「大造り物」と呼ばれる巨大な山車が八朔囃子に合わせて街中を練り歩きます。「大造り物」はその年の世相の風刺や庶民の上品な洒落が混じっていて必見です。

他にも踊りや神輿、太鼓、花火大会も開かれる大規模なお祭りで、山都町の三大祭の一つとなっています。