大善寺玉垂宮の鬼夜は、大晦日の夜から正月7日まで行われる「鬼会」の最終日に行われる行事です。
1600年の伝統があり、日本三大火祭りの一つに数えられるとともに、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

13:00頃より神事が始まり、21:00頃二番鐘が打たれたあとに奥神殿から鬼火(大晦日の夜に神官が取った御神火)が出て一斉に大松明に点火されます。
大松明の前で「鉾面神事」が行われたあと「大松明廻し」が始まります。

一斉に点火された松明の迫力は思わず息を飲むほど。
大松明の火の粉を浴びると無病息災と言われ、例年家内安全や災難消除、開運招福を祈願する多くの人で賑わうお祭りです。