昭和51年に始まった「水俣競り舟大会」は熊本県水俣市を流れる水俣川河口で8月に開かれている水俣の夏の風物詩です。
河口に設けられた300mの特設コースでトーナメントレースが行われます。
各出場チームが水しぶきを上げてスピードを競う姿は涼しげですが、選手も客席も白熱してしまいます。

競技には毎年地元で組まれた約50チーム1000人が出場し、元は木造の舟でしたが2018年より長さ11・8mの強化プラスチック製の舟が使われています。
参加は高校生以上から年輩の方まで可能です。(上限60チーム、参加料5000円)