「種おろし」は、龍郷町各集落で行われる翌年の豊作を祈願するとともに、一年間の締めくくりとして各家庭を踊り清め、繁栄を祈る行事です。

昔は、各家々を回り夜通し踊りあかしていましたが現在は集落ごとに多少異なりますが、新築の家などを中心に数軒を周るといった形が多くなっています。

迎えた家では、料理や飲み物が提供され老若男女問わず夜遅くまで、踊り続けて奄美の夜は更けていきます。種おろしは集落の親睦を深める上においても、大事な行事となっています。日程が各集落によって異なりますのでご注意ください。