本町八月踊りの起源には、開田、用水路竣工祝、豊年祭、慰霊、安泰祈願等の所説あります。
1962年に無形文化財にも指定されています。

集落の水上様の前で鉦踊りの法楽を行った後、講元で踊り、夜になって集落の櫓のある場所で八月踊りを踊ります。三味線、胡弓、太鼓の物悲しい調べを伴奏に歌い手が櫓の上で歌い始めると、「音頭」が先頭になり輪になり踊ります。

踊りは農村における最大の慰安娯楽であるばかりでなく、若い男女の出会いの場であったなど、社会的意義ももっています。