五穀豊穣、家内安全などを祈念して行われる、約400年の歴史を持つ「山宮神社春まつり」は、「正月踊り(棒踊り)」「かぎ引き」「田打ち」の伝統芸能が行われます。
勇壮な「正月踊り」棒踊りは、秀吉朝鮮出兵の時参加した薩摩軍が士気を高めるために始まったとされます。

この他、引き勝った方が豊作を約束されると言う雄かぎと雌かぎを引き合う「かぎ引き」、神官がユーモラスに地面をならす「田打ち」が執り行われます。この3つの芸能は鹿児島県無形民俗文化財に指定されています。