讃岐随一の学問の神さま・滝宮天満宮では、毎年8月25日に「滝宮念仏踊り」が行われています。
御祭神の菅原道真に由来する、雨乞いと五穀豊穣を祈願する踊りです。滝宮天満宮では午後に、隣接する滝宮神社では午前に奉納されます。

かつて菅原道真が讃岐の国司を務めていた時に、讃岐で大旱魃(かんばつ)が発生。道真が雨乞い祈願をしたところ、無事に雨が降ったと言われています。それに喜んだ人々が、道真への感謝を表して踊った踊りが起源。
1000年以上の歴史があり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。地元綾川町内に11ある踊り組から、毎年3組ずつが奉納します。