2月の第一日曜日に行われる田之浦山宮神社の「ダゴ祭り」は県内一早い春祭りとされています。この祭りではその年の豊作を祈願します。

2mもの長さの太い竹竿の先にワラを巻き付け、それに300本以上の団子やニンジンなどを付けた串を刺したものをダゴ花といい、これを神社に奉納します。この串の他にも椿や梅などを刺します。ダゴ花は稲穂に見立てられます。

祭事の後は神舞が奉納されます。ダゴを食べると一年無事に過ごせるといわれ、祭りの最後にはダゴ花の取り合いがあります。