旧暦1月24日を中日とする3日間にわたり、宮崎県の北郷地区に鎮座している宇納間地蔵尊で行われている例大祭です。

菩薩像は、約200年前に江戸に発生した大火を鎮火させたと伝えられ、火にまつわる災いに御利益がある「火伏せ地蔵」として多くの人々の信仰を集めています。

全長寺仁王門をくぐり、365段の長い石段を登った鉄城山山頂に祀られている宇納間地蔵尊は、名僧行基菩薩の手による一刀三礼の霊佛ともいわれています。

参拝客は地蔵尊を描いたお札を家の台所など火を使う場所に張り、火除けを祈願します。