「流れ灌頂」は毎年8月18日に延岡市仏教会が主催となり行われるイベントで、「水郷」とも称される延岡市に江戸時代から伝わる夏の伝統行事です。

灯篭流しが行われ、水害や水難事故の犠牲者の霊を供養するために始まり、今ではお盆に帰ってきた先祖の霊を見送る行事として毎年多くの観光客が参加しております。

五ヶ瀬川に流される灯篭は約900個で、水面を照らしながら流れていく灯篭を見るだけでも幻想的で、参加者は手を合わせながら故人の冥福を祈ります。