毎年旧暦の12月18日~20日に近い金曜日~日曜日にかけて行われるのは「神門御神幸祭」です。西暦660年に朝鮮半島から日本に亡命した福智王は現在の高鍋町に流れ着いたとされています。福智王の父は南郷村神門に流れ着いたといわれていて、年に一度福智王が父を訪ね、それが今もこの祭りとなり伝えられています。

福智王が祀られている比木神社から美々津・日向・東郷を経て、父が祀られている神門神社へと神門神幸が行われます。

遠い昔からの家族への想いが、今も人々の心に伝えられています。