新居浜太鼓祭りは、秋の豊作などを祝い、市内各地で執り行われる秋祭りであり、徳島の阿波踊り、高知のよさこい祭りと並ぶ四国三大祭りとしても知られています。
古くから男祭りと呼ばれ、このときに太鼓台に関われるのは男性のみとなります。

祭りのメインは、太鼓台と呼ばれる神輿に供奉する巨大な山車の練り歩きで、高さ約5.5m、長さ約12m、重さ約3トンにもなる太鼓台を総勢150人(多い地区では200人以上)ほどの「かき夫」と呼ばれる担ぎ手によって担ぎ上げられる。

最大の見どころとなるのが「かきくらべ」で、通常は車輪を付けて運航されるが、かきくらべでは、車輪を外した太鼓台を約150人のかき夫によって担ぎ上げ、技を競い合います。