備後一宮吉備津神社の夏越の大祓式は、毎年6月30日の午後6時から手水舎の前に神職及び参列者が集まって斎行されます。

大階（おおきざはし＝大石段）を上ったところに氏子総代と神職の手で作られた高さ約3メートルの茅の輪があり、それを八の字を描くように３回くぐって本殿の神事の後、大祓式が始まります。

その後、神職参列者ともに大祓詞を奉唱して、氏子から寄せられた人形、車形を焼き払ってその年の無事を願います。