広島県呉市にある「亀山神社」では、軍港都市として栄えた呉市の氏神様として崇拝され、呉湾を一望に見晴らす高台に鎮座しています。創立年代の詳細は不明ですが、古文書では、703年8月15日、呉宮原村字亀山の地に鎮座したとされています。

ここで毎年、一年のちょうど半分が終わる日である6月30日に行われる「夏越大祓」は、日常生活で知らず知らずのうちに溜まっていく罪や穢れを祓い落とす神事です。新年を迎えてから6月30日までの半年分の罪穢れを人型に託してお祓いをします。