広島県廿日市市宮島町の大聖院で、10月8日に、「百八観音の日」を開催します。

宮島にある寺院で最も歴史が深いのが、真言宗御室派(総本山仁和寺)の大本山大聖院です。

空海が唐より帰朝後、宮島に渡り弥山にて修行なされ、西暦806年(大同元年)開基しました。

鳥羽天皇勅命の祈願道場として、また明治天皇行幸の際の宿泊先に、さらには秀吉が茶会を開いたこともある格式高いお寺です。

四国八十八カ所と中国三十三観音霊場の御砂踏み道場もあります。

百八観音の日は、108の珠をつないだ法具・念珠を修理・供養する日です。