大土山田楽は、はやし田や花田植とも呼ばれ、太陽を父とし水の精を母とする田の神(サンバイ)をお迎えして、無事田植えが終了することを指します。そして秋の収穫の大いなることを願う神事として地域に根付いている行事です。

飾り牛が登場し、田んぼ内で楽器を演奏し早乙女が田植えをしていきます。

こちらの田楽の太鼓では「投げばい」や「向かいばい」が特徴です。「ばい」とは太鼓の「ばち」のことで、この地方では「ばい」と呼ぶそうです。ばちを向かい合って投げる姿は清々しいです。