岡山県真庭市にある長田神社は事代主神(ことしろぬしのかみ)や素戔嗚尊(すさのおのみこと)など十数の神を祀った起源不明の古社です。
毎年5月5日(こどもの日)には、五穀豊穣や子孫繁栄を祈願して「お田植祭」が行われます。
「お田植え祭」は市の指定文化財となっています。

当日拝殿で行われる田植え神事は、氏子が角に見立てた菖蒲の葉を頭につけて牛に扮し、百姓頭と共に農作業の様子を、牛の気まぐれな振る舞いを交えて笑いを取りながら演出します。
その後稲に見立てた菖蒲の葉を折って今年の稲作が占われ、続いて御子代を用いたお産の占いが行われます。