誕生寺の二十五菩薩練供養は元禄13年(1700年)より続くお会式で、正式名称は「法然上人(ほうねんしょうにん)御両親御追恩二十五菩薩天童迎接練供養会式大法要」、法然の両親を浄土へお迎えするという儀式です。

境内には沢山の屋台が並び、傘踊りや鶴丸太鼓が奉納されます。
メインの練り供養は誕生寺を浄土に、娑婆堂(しゃばどう)を現世に例え、金の菩薩面をつけた信徒25人の菩薩行列と共に稚児、法師も続いて列を成し約300mの道のりを往復します。
お会式に参拝すると無苦大往生を得られるとされ、多くの参拝客が念仏を唱えながら祭りを楽しみます。