「道祖神祭りわら馬引き」とは長野県北佐久郡御代田町小田井上宿地区で、毎年2月3日直前の日曜日に行われるお祭りです。
このお祭りは、地域の子どもたちが自分の身長より倍もあるわら馬を引き、区内の家々にお札を授けるというもので、無病息災や家内安全、交通安全などを祈願して行われます。

かつて初午に合わせてわら馬を作り、「ねじ」と言われるもちを入れた小俵をつけた馬を子どもたちが引き、豊作を祈願し道祖神にお参りする風習がありました。
その風習を1971年(昭和46年)に復活させたものが現在の「道祖神祭りわら馬引き」です。