横浜市金沢区の富岡八幡宮では毎年7月に例大祭で祇園舟が行われます。
祇園舟は800年以上に渡り続いている特殊神事であり、横浜市無形文化財の第一号に指定されています。

当日は10時から大祭式があり、11時頃から祇園舟神事が行われます。
青茅(あおかや)を束ねて作った70センチほどの大きさの祇園舟を沖合まで運び、一年間の罪や穢れを託し流します。

祇園舟を流し終えた後は、奉仕船と供奉船が浜に着くまで全速力で競艇します。
流した罪穢れから早く離れることを目的としています。