新地町にある福田諏訪神社に伝わる神楽です。出雲系法印神楽の流れをくんでいて、特徴は舞、音楽、継承をすべて少年たちが担うという点です。地元の少年たちが神楽師になり、次の少年たちに継承していくというやり方で存続してきました。

12種類の舞があることから十二神楽と呼ばれ、その中には「除災招福」「五穀豊穣」「家内安全」「無病息災」「勧善懲悪」が込められています。神楽は福田諏訪神社の春季例大祭と秋季例大祭のときに演じられます。