新地町の二羽渡神社の境内にあんこ地蔵があります。元禄元年にここに移り住んだ家山和尚が建立したものです。その和尚を偲んで、命日に和尚の好きだったあんこを地蔵の口元に塗って供養するのが「あんこ地蔵供養祭り」です。

お祭りのときには和尚の好きだったあんこ餅が販売されますが、このあんこ餅を食べると病気にならないと言い伝えられています。また、夜にはあんこ地蔵供養盆踊り大会が開かれ、賑やかにあんこ地蔵の供養を行います。