安仁神社は五瀬命(いつせのみこと=神武天皇の長兄)などをご祭神とする古社で、創建は2000年以上前とも言われています。

安仁神社まつりは、所謂夏越の大祓の行事を中心としたお祭りで、内陣での神事の後、参拝者は参道に設けられた茅の輪をくぐります。

神主の先導の下、参拝者は全身を撫で息を三度吹きかけた人形(ひとがた)を手に「蘇民将来」と唱えながら左・右・左と三度くぐり抜け、無病息災を祈ります。

その後参拝者は茅で小さな輪を作り、それを持ち帰って玄関に吊るして病魔退散を願います。