大玉村の本揃地区に250年以上も前から伝わる伝統芸能で、村指定の無形民俗文化財に指定されています。踊りは笛や太鼓、唄の囃子に合わせて、稲作の一連の様子を踊るものです。22種類の演目があり、かつては、豊作祈願や小正月などに踊られていました。

本揃田植え踊りは一時、行われなくなりましたが、1974年に保存会が結成され、復活しました。現在では、特別な祭事などのときに演じられます。元禄時代から踊り伝えられてきた県内でも特別な踊りです。