「檜枝岐歌舞伎」は、檜枝岐村に江戸時代から伝わる農村歌舞伎です。始まりは江戸で歌舞伎を観た村人が見様見真似で歌舞伎を伝えたことからと言われています。今でも演じているのは、地元の老若男女30人ほどで構成されている「千葉之家花駒座」一座です。

公演は村にある国の有形民俗文化財に指定されている歌舞伎舞台で年、数回行われます。芝居に使う衣装も、役者の化粧などの裏方もすべて村人が行っています。昔のままの雰囲気で歌舞伎が楽しめると人気があり、公演のある日には全国から観客が訪れます。