福島県いわき市いわき駅のほど近くにある飯野八幡宮は、平安時代・前九年の役(1603年)の際、源頼義が奥州出征の戦勝祈願として勧請したと伝えられる歴史ある神社です。

毎年6月30日には全国で夏越祭がなされるように、この飯野八幡宮でも夏越大祓が執り行われます。正月からの半年間、知らず知らずのうちに身についた罪や穢れを人形に移し、祓い清め、また新たな清い心身で過ごせるようにする儀式です。

また、茅で作った大きな輪(茅の輪)をくぐり穢れを清める「茅の輪くぐり」も行っています。