「白河だるま市」は、福島県の白河市にある白河駅周辺にて開催されます。白河だるまは、白河藩主松平定信公がお抱え絵師・谷文晁に命じて考案彩色させたのが始まりといわれ、城下の繁栄を願って開いた市がだるま市の起源とされています。

白河だるまは、福島だるまや三春だるまなどの東北系のだるまに比べて丸みがあり、穏やかな顔をしているのが特徴です。希望を願えば叶うとされる縁起物のだるまは、願い事をするときは、だるまの左目から目玉を書き入れ願い事が叶ったらもう片方の目を入れるといわれています。