ゆるやかな斜面に棚田が広がる風景が特徴の矢掛町北部に建つ吉祥寺では、毎年春になると境内に薄紅色の海棠(かいどう)が咲き誇ります。

この花を愛でて楽しむお祭りが海棠まつりで、この地方に春の訪れを告げるイベントとして親しまれています。たくさんの屋台が並ぶ境内では、きな粉餅の振る舞いなど、地域の皆さんの温かいおもてなしを感じられます。

また、太鼓の演奏や演芸、バンド演奏、子ども神楽といったステージイベントも開催されます。